5月からたくま君が仕事の都合で東京に1〜2ヶ月出張に出ることになっていたので、先に結納だけ済ませましょうということになったのだ。
結納の日にはたくま君はばあちゃんとの約束の100万円を本当に用意してくれて、うちに納めてくれた。
ばあちゃんは嬉しそうに
「きょんちゃん、これで嫁入り道具を買いにいかなきゃね♪」
と語った。
「結婚式は10月の予定だけど、せっかくだから入籍は6月にしようか?
一応ジューン・ブライドになるよね?」
とのたくま君の提案で、入籍日は6月に決定し、私は一人仙台で彼の帰りを待つこととなった。
6月も終わりになって、たくま君が戻ってきて、一緒に入籍届けを出しにいける日は
6月最後の土曜日となった。
二人とも仕事の都合で、なかなか平日に役所に行く暇がなかったのだ。
土曜は区役所はお休みだけど、守衛さんに渡すと入籍日として認められるので、それでいいよね?って感じだった。
6月は二人の誕生日でもないし、日にちも特にゴロがあってるわけでもなかったので、
時間ぐらいはぴったり何かにあわせたいってことになり、午後1時11分に入籍しようと約束した。
「1歩1歩着実に夫婦の絆を築いていきましょう」という意味でいいんじゃない♪なんて話していた。
約束の当日、たくま君は12:30にうちに迎えにくることになっていた。
「あんたもいよいよ別の家の人になっちゃうんだねぇ・・・」
なんて母親としみじみと語りあっているうちに、あっという間に時間は過ぎていた。
12時半を過ぎたが、たくま君はまだ現れない。
どうしたのかな?と思いつつ、待っていたが、12:45を過ぎても現れない。
「何やってんだよ、あの馬鹿」
ブツブツ文句を言いながら、たくま君の携帯に連絡をとったが、「電源が入っていないか、電波の通じないところにおられます」のメッセージ。
?!
慌てて、たくまくんちの実家にお電話すると、お母様が出て、
「たくまなら、朝早くに出かけましたよ」
とののんきな返事。
すでに出かけてる?!(゚Д゚;)
なんだよ?!
何やってんだよ?!
小パニックになりながら、またたくま君の携帯に電話するが、つながらない。
時間はすでに13時を過ぎてしまった。
お母さんが横で、
「・・・たくまくん、気が変ったんじゃない?」
「不吉なこと言うんじゃねぇ!!」
なんだよ、やっぱり衝動的に結婚決めたのがいけなかったのか?!
それとももしや事故?!
いや、事故だったら、どっかから連絡くるよな!
あれこれ考えつつ、何度もたくま君に連絡をとるがつながらない。
時間はすでに14時を過ぎた。
もう、どうでもよくなってきたので、
「婚約解消!解消!解消!
あはは〜〜ん!」
と私は居間でゴロゴロしながら煎餅を食い始めた。
母さんも父さんもすっかり緊張感を失い、父さんは追い討ちをかけるように私に
「納品前に突っ返されちまったなぁ!
クーリングオフ適用で100万円も返せって言われんのかね?」
とゲラゲラ笑った。
「うるせーーー!!
クーリングオフは7日以内だから、もう返品させねぇよ!!
契約(結納)してから2ヶ月たってんじゃんかよ!」
と悪態をつきながらも、心ではちょっぴり泣いていた。
私、彼に何か変なこといったっけ?
東京に2ヶ月いってる間に、何かあったのか?
それにしても、直前で逃げ出すなんて
卑怯じゃねぇか?!
などとモンモンと考えつつ、煎餅をバリボリかじっていると、ふいにたくま君がやってきた。
時は午後3時。
「どうしたのさ?!
どこにいってたんだよ??!!」
絶叫する私。
「へ?いや、別に…」
「いまさら何しに来やがった?!
この馬鹿野朗!!」
「え?役所にいくんでしょ?迎えにきたんだよ?」
たくま君は私が何で怒ってるのか本当にわからないという顔をした。
あまりにも悪びれず、普通に突っ立っているものだから、私も怒りを抑えて
「…ちゃんと結婚する気で来たの?」
とゆっくり聞いてみた。
「うん、そうだよ。何、怒ってるの?」
結局、この日のたくま君の半日近い失踪劇は、いまだに謎に包まれたままである。
本人が何をしていたか覚えていないというのだ。
(ウソかもしんないけど)
結婚記念日のたびにあの日、あんたはどこで何をしてたんだ?と聞いてみるけど、「覚えてない」という。
マリッジブルーに陥って、どこかを彷徨っているうちに考え直して、戻ってきたのかなぁ?と私は思うのだけど…。
「車屋にいったような気がする…。あとは何も…。気がついたら、きょんこちゃんちに迎えに来てた。」
とたくま君は本当になんにもわかんない顔をして言うのだ。
結局私は府に落ちないながらも、たくま君に連れられて、区役所へ行き、二人で入籍届けを提出した。
「3時45分でいいかな?」
時計を見ながら、守衛さんがそう問いかけてきたので、
「あ、はい」
って答えると、目の前の紙に守衛さんがその日の日付と時間を記入し、
「おめでとう!」
と言って笑ってくれた。
こうしてこの日からたくま君と私は正式に夫婦になった。
その後、3時45分に無理やりゴロあわせ。
「さ(3)−!し(4)あわせに向かってGO(5)!」ってことにしといた。
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先週末にメンバーと温泉行ってきたが、いくつになってもみんな、下ネタ大好物!
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久しぶりに死ぬほど笑いました。でも、文面化できない内容で残念です。
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すごく気になるとこです。
まあ、めでたし、めでたしですかね。
緊張してたから時間が経つのを忘れたんですかね?
昨日も、たくま君にあの日は何をしてたんだ?と聞いてみたけど、
「だから、本当に覚えていないんだってば!」
と半ギレの回答が戻ってきました。
まぁ、もともと不要なことはどんどん忘れていく人なので、きっととりとめのない理由で遅れてきたのだと思います。
13時と午後3時を勘違いしてたとか、そんな感じかいな。
いつも楽しく拝見しています。
「何をしていたのか覚えていない」って何となく分かる気がします。
慣れない土地で、しかも東京ですよね。
時間の流れが異常に早く、東京の人達はオメーら働き過ぎだよ!ってくらい働くので、
相当にストレスが溜まっていたのではないでしょうか?
私も経験ありますよ。
休みの日にぼんやりと来週の仕事段取りを考えててると「あっ!もうこんな時間…」なんてことが。
あまり気にされなくてもいいかと思いますよ〜
※ 念のため…たくまさんの回し者ではありません。
若人あきら(我修院達也)のようになってしまったか、イギリスでピアノ弾いていたか。。。
今が幸せならいいじゃん、ネタになるけどね(笑)
確かに、東京でのお仕事はすごく大変だったってたくま君、いってました。
でも、入籍の約束の日に、ぼんやりするなんて…
(⊃д`)
まぁ、今が平和に幸せなので、あまりこだわらないことにします。
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ふれさん
若人あきらか!!
懐かしいこと言いますね(^∀^)
復活してよかったですよね、我修院!!
すみません、言い方が悪かったですね。
半ば放心みないな状態でも、迎えに言ったのは帰巣本能みたいなもんかと思います。
きょんこさんの存在がなかったら、たくまさんは鬱病になってかも。
たくま君の会社には度重なる移動で実際にうつ病になってる人がいるそうです。
たくま君も結婚してなかったら、もっと長いことあっちこっちに行かされていたことでしょう。
この後のお話でも書こうとは思ってるんですが、入籍後、約半年つまり一緒に暮らし始めて約4ヶ月後に、たくま君は再び東京へ1年の出張に出ました。
だから新婚生活なんてほとんどなかったんですよ〜〜(´・ω・`)ショボーン
会社に頼み込んで、やっと1年で帰して貰いました。