2005年06月16日

初めての告白

大学に入って、すぐぐらいに、あまりよく知らない男の子から、お手紙をいただき、教室に呼び出しを受けたことがありました。

サークルは一緒だったのですが、あんまり話したことなくて(そもそもあまりサークルに顔を出してなかった)、顔とあだ名だけ覚えてました。
彼は将棋の羽生竜王に似てるという理由で、皆から「ハブくん」と呼ばれてるようでした。

正直、教室行くまで心臓ドキドキでした!
中学は確実に変態路線を走っており、好きな男の子が出来ても、それを友達に報告することすら出来ず、毎日お笑い目隠し鬼に明け暮れる日々。

高校は女子高にいき、ちょっとした事件?もありましたが、結局男の子と付き合うなんてこともなく、気づいたら18歳になってたので、自分が告白することはおろか、恐れ多くも告白されるなど全く考えられもしませんでした。

なので、授業終了後に呼び出しを受けるというシチュエーションにすっかり期待しまくり、興奮しながら指定された教室へと向かったのです。

教室にたどりつくと、ハブくんが一人でいました。

ハブ:「突然、ごめんね」

私:「…ううん。どうしたの?」


いろんな期待からか、ややしおらしくふるまってみました。

ハブ:「あのさぁ〜…」

と言ったまま、ハブはなかなか切り出しません。

数秒の沈黙なら我慢できますが、気が短いほうなので、軽くキレてしまい、

「一体なんの用だよ」

とすごんでしまいました…。これではタイマンの挑戦を受けたヤンキーです。

ハブは焦った表情を浮かべて言いました。

「あ、もし、今、彼氏とかいないんだったら、僕とつきあってもらえないかな?」


キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!

ついに私にもこの日が!!元テレの「勇気を出して初めての告白」を見て、いいなぁと指をくわえていた昨日までの自分に、もうさよならです!


私もいよいよ普通の青春時代をすごす男女の仲間入りです!!

でも、ハブのこと、よく知らんし、いくら男と付き合ったことないからって、安易にOKしちゃっていいんだろうか?との不安がよぎり、
その場ではいったん、「考えさせてくれる?」といって、話を終わりにしました。


その後、家に帰ってから、一人でもんもんと考え込みました。友達とはいつも馬鹿話しかしてないので、恋愛相談なんてこっぱずかしてく出来ません。

いろいろ考えた挙句、もう18歳だし、今後、こんな機会に恵まれるかもわかんないし、ドラマに出てくるような若い男女のお付き合いというものを私もしてみたいと思い、とりあえずお友達にだけなってもらおうと思いました。


次の日、ハブくんに、OKのお返事をいうと、非常に喜んでくれて、そんな彼の顔をみて、私もなんとなく嬉しくなり、人に喜んでもらえるのっていいなぁ!これが恋愛の醍醐味なんだね♪なんて一人で感心していました。


…しかし急速に雲行きは怪しくなっていくのです。

専攻がそれぞれ違っていて、授業で顔を合わす機会も少なかった私たちはお昼休みにご飯をそれぞれの友達と食べた後、校門の掲示板前で待ち合わせをし、空いてる教室に移動して、お話をするという学校デートを重ねることになりました。


彼氏ができたからといって、手の平を返したように、友達との付き合いが薄れていくのは嫌だったので、昼だけは友達と食べたいという私の要望をハブくんが聞き入れてくれたのです。

昼デート始まって、3日後くらいに、ハブくんが漫画を私に手渡しました。

「僕の大好きな漫画なんだ。すっごく面白いし、感動するから読んでみて!」
渡された漫画のタイトルを見ると、

「爆裂ハンター」

爆裂ハンター 全13巻 原作あかほりさとる 作画臣士れい

と書いてありました…。

「う、うん。ありがとう!」

ちょっと私の趣味とは違う気がしたけど、せっかく貸してくれたし、これは張り切って読んで、あした笑顔で感想を語ろう!と思いました。
きっとそうすればハブくんも喜んでくれると思ったのです。

いざ家に帰って読んでみると、少年漫画なのですが、私の好きな週間少年ジャンプ系とはやや違う香りがしました。
っていうか、ちょっとエロい??

小学校の頃に男子が「ジャンプはジャンプでも月刊少年ジャンプはちょっとエロい」という話をしていたのを思い出し、これは月刊少年ジャンプで連載されている漫画なのだろうか?と思いました。

裸にサスペンダーをまとった女の子が1ページぶち抜きで登場してるシーンには正直ひきました。

このチワワが裸の女の子と想像してみてください↓こんな感じです。(四つんばいではなかったけど)
チワワ.jpg

まさか、ハブ君、私にもこんな格好をしてほしいんじゃ…?!疑惑が頭をめぐります。

それでも頑張って読み進めると、一枚の写真がぺらっと漫画の中から落ちてきました。
あれ?なんだろう?

拾い上げてみると、それはハブくんの写真でした。
青空のもと、斜に構えており、腰には手をあてて、ウソくさい笑顔で空を見上げています。
何だか昔のアイドルのブロマイド写真みたい。

そして写真の下のほうに、サインペンでメッセージがあります。

「きょんこちゃんの大好きな僕の写真です。机の上に飾ってね!」

その瞬間、急速にハブくんが遠のいていきました。
めまいのようなものを感じました。
さ、寒いよ!!寒くて凍え死にそうだ!!

写真は欲しいと言われてから、差し出すようにしてください。強制的に頂いても始末に困ります。

とりあえず、そのまま返すのは本人のナルシスハートを叩き割る行為にあたるのではないかと思い、そっと自分の部屋の本棚に写真を入れておきました。

次の日、ハブ君は爆裂ハンターの第2巻を持って、やってきました。
私はひきつった笑顔を作りながら、「ありがとう。写真もありがとう。うれしかった。」と事務的に伝えました。

そして日々、ハブくんはアニメや演劇の話をし、自分は声優になりたいという夢を熱く私に語るのでした。
だったら私も好きな話をしようと思い、車や格闘技、好きな音楽の話をしましたが、ハブくんは明らかにつまんなそうでした。

「…意外だな。きょんこちゃん、おとなしい子だと思ってたのに…」

そんな風に言われると、私もしょんぼりしてしまいます。
付き合って2週間も経たないうちにハブとは会わないということをはっきり感じました。

でも、人はいろんな人がいるんだし、お互いのちょっとしたズレも楽しめるような付き合いをしたいと私は感じてました。

しかし、ハブは違ったようです。どちらかというと、ぱっと見は女っぽい私の外見だけで、勝手に妄想を繰り広げて、付き合いを始め、実際は非常に男っぽい私を知るにつれ、失望しているようでした。

そして3週間たったある日、電話であっさりと、

「イメージと違かったから別れて欲しい」
と言われ、フラれました。

告白されたのに、そいつにフラれるなんて!
ドラマや漫画ではそんな話、聞いたこともないよっ(⊃д`)

ハブには何の未練もなかったので、こちらもあっさり「はいよ」といって別れました。
というわけで、私の初めての男性とのお付き合いはあっけなく幕を閉じたのでした。

その後、ハブは今で言う「萌え系」というのでしょうか?背が小さいメガネっこと付き合い始めたようです。
メガネっ子はハブと同じく、声優になるのが夢だとか誰かが言ってました。

その後、私は何度か同じような失敗を繰り返します。それに関してはまたいつか書きますが、「恋愛」そのものへのあこがれだけで、無理やり「恋愛ごっこ」をスタートさせちゃだめだなってことだけは学習しました。
やっぱり一緒にいて楽しい人、理解しあえる人と付き合うのが一番ですね♪♪

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posted by きょんこ1210 at 16:47| Comment(4) | TrackBack(0) | 思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ものすごい勢いで過去ログ漁ってました。
おもしろいですねー。
てことでリンクお願いします。

ブログ名→東北学院大学4年生が書く日々の情景

URL→http://tohokugakuin.seesaa.net/

紹介→見に来てくれたみたいなのでわかると思う
んですが、なんでもネタにしてます。最近では
ランキングカテゴリの旅してます。その内、お笑い
部門にも行きますよー。

こっちはリンクしときましたので
よろしくお願います!!
Posted by ヒズ at 2005年11月08日 18:23
TTなんか知らぬ間にかなり過去の
記事に書き込んでしまいました。
気づいてくれるかな??
Posted by ヒズ at 2005年11月08日 18:24
ヒズさん

リンク集に追加しときました〜♪
これからもよろしくお願いします♪
Posted by きょんこ1210 at 2005年11月09日 11:36

腰が痛いのは辛いものです。
私も14年間悩まされました。

私が考案した腰痛解消法をお試しください。
現在、日本で一番多く実践されるようになりました。

【3分腰痛解消法】で、検索すると見つかります。
腰をお大事に。
Posted by 腰痛アドバイザー at 2009年01月28日 06:33
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